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好きですけど、なにか?

常になにかのヲタでいたい。今はジャニヲタです。

「ジャニーズと日本」を読んでSMAPと嵐とA.B.C-Zを思う

矢野利裕「ジャニーズと日本」を読みました。
ジャニーズグループを応援する身としてはとても興味深い内容。これまでもいろいろ読んできたけど、ジャニーズの"文化"としての側面や、ジャニーズ音楽のバックグラウンドも知ることが出来た。
以下雑多な感想です。

わたしは今、嵐とA.B.C-Zのファンクラブに入っていて、他にはTOKIOが好き。で、今は特に5周年で新曲発売を控えたA.B.C-Zが関心対象ナンバーワンなわけだけど、A.B.C-ZにはジャニーズのDNAや歴史が存分に注がれているな、と感じた。たぶんジャニーズグループの中でもジャニーさんに近しい存在だからだろうな。

ちょうどこれを読む前に「花言葉」通常盤収録の2015年ABC座のショー部分を見た。
わたしはABC座を生で見たことがない。でも1幕お芝居、2幕ショーって、これまんま宝塚と同じ構成じゃん!って今更気付いた。
矢野さんも言及しているけど、ジャニーズと宝塚は類似点が多いし、ジャニーさんが目指すものには宝塚のシステムに近いものがある。
ABC座=宝塚。

さらには少年隊の存在。
A.B.C-Zは少年隊(特に錦織さん?)との接点が非常に多い。
ジャニーズの中でいう少年隊は、パフォーマンスレベルの高さやその志向性からして、ジャニーズ事務所の最高傑作と言えるグループだと思う。
その少年隊が掲げるものを引き継いでいるのがA.B.C-Z

それからSMAP
SMAPがジャニーズにもたらした功績の一つはバラエティへの本格進出とそれに伴う芸人的要素。
DVDにてコントを披露、バラエティも深夜のテレ東、アイドルとしてはだいぶアウトなことにチャレンジさせられているA.B.C-Zを思わずにはいられない。

そして何よりも、初代ジャニーズが歌うはずだった「Never My Love」が持ち歌であること。
ジャニーさんのA.B.C-Zに対する信頼と期待をうかがい知れます。


A.B.C-Zの話はこれくらいとして、ちょっとSMAPについても考えてみたい。
昨年末に買った「Clip!Smap!」でSMAPのMVに触れて思ったことがある。それはロケでの撮影が多いこと。ダイナマイトはトラックの荷台に乗っているし、弾丸ファイターでは一般の人が振り返る中、ガンガン街中を歩く。
ここで嵐10周年の際に発売されたMV集を思い返す。外での撮影はあっても、少なくとも一般人が生活する場所・行き交う場所での撮影は無かったように思う。

SMAPが纏う空気はカジュアルで日常的で、ジャニーズが目指すファンタジーで非日常的なものとは相反する。
だから誰もがSMAPをジャニーズらしくないグループと形容する。
この本ではSMAPの音楽面でも、そういう傾向にあることを教えてくれた。

MVを見て率直に思ったのは、わたしは「街中にいるSMAP」が好きだということだ。
理由はよくわからない。でも矢野さんが指摘するSMAPが纏っていた空気、カジュアルで自由で…っていうその空気が作用していることは、間違いがない。
溶け込めているようで異質、でもわたしたちの日常に彼らが根付いている感覚を与えてくれるっていう、なんともいえない存在感を感じた。


あと嵐。
本の中で嵐の楽曲には攻めの姿勢が見られること、その姿勢に対応するためにファンは音楽のリテラシーを上げなくてはならない、ということが言及されている。
矢野さんは「THE DIGITALIAN」にその傾向が見られると指摘している。

マジか!
わたしはここ数年のアルバムの中で一番苦手なのがデジタリアンなのに!
(相葉ソロの秀作Disco Starがあるけども!)
ダメだ、嵐の音楽についていける自信がない!笑

まぁでも"攻めた"という表現からして、最大公約数的な良さより、革新性や挑戦的な趣旨の元で作り出されたアルバムだったと思うので、その路線を突き進むというより、がっつり取り組むことで嵐らしさの幅を広げる作業の一つだったのかな、って思っている。(と、思いたい)


話題が二転三転するけど、最後にもう一度A.B.C-Z。若手グループの分析の中で、Shower GateがSMAPらしい洗練された楽曲として紹介されている。
おいおいマジかよ!
確かにShower Gateはいい曲だけど、そこまで言っていいんですかありがとうございます!って感じ笑
しかし背負いすぎだ、A.B.C-Z
そこがめちゃくちゃカッコいいけどね!

と、こんなわけで楽しく読めた「ジャニーズと日本」
やっぱりジャニーズは面白い。